
日本人なら一度は登ってみたい?のが富士山ですが、先週末「みんなのふじやま」というツアーに参加させていただき思いを遂げることができました。
2日かけて、上り11時間、下り4時間の私にはかなりつらい登山でしたが、山頂を制覇した達成感、頂上で見る御来光は最高ですよ!皆さんも是非!!
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今回のツアー「みんなのふじやま」は、元はJ-Waveの企画だそうです。メンバーは男女合わせて31人。リーダの北澤さんは、富士山10回以上制覇の大ベテラン。適切なサポートでとっても安心でした。
http://blog.livedoor.jp/minnanofujiyama/
ツアーの集合は新宿に6時45分。結構早いです。私の住んでいるところからだと始発の次の電車に乗る必要があるのですが、ここでハプニング。何と目が覚めたら電車の発車時刻の16分前じゃないですか。しまった遅刻だ!と思いながらもダメもとで前日に用意したバックを引っつかんで歩いて10分ちょっとの距離を駅まで駆け足。ギリギリセーフでした。はぁ〜。先が思いやられます。ちなみに前日の用意が良かったのか忘れ物は朝食用のおにぎりだけでした。
バスで行けるのは5合目まで。今回は富士吉田ルートで頂上を目指します。途中コンビニで買い物。飲料水2リットル、夕食のカップヌードル、おにぎりなどを購入。荷物が重くなるけど山小屋で買うと相当高くなるようなのでガマン。
5合目の気圧に1時間ほど体を慣らした後、1日目の目標地である8合目を目指して12時に出発。
7合目から先が滑りやすい砂利道で歩きづらく結構大変でしたが、ヘロヘロになりながらも何とか6時に8合目到着。
スタッフの方が担いで運んでくれた水でお湯を沸かしてみんなでカップヌードルの夕食をとります。気圧が低いのでお湯の温度は低めにもかかわらず、ちゃんと食べられました。おいしかった。
宿泊は白雲荘という山小屋。うわさに聞いていたとおり、めちゃめちゃ狭いです。31人が同じ部屋で、畳2畳に6人の割合です。頭を交互にして寝るので一度横になると身動きできません(^^;; その上空気が薄くて、又蒸し暑いので寝れなかった人が多い中で、私は結構しっかり寝てた気がします。
4時間ほど睡眠をとって起床。山頂に向けて防寒具などの準備をします。
今回は暑すぎず寒すぎず雨も降らず天候的にはベストコンデションでした。それでも山頂の明け方は5度近くまで気温が下がります。なのでありったけのものを重ね着した上にヤッケを着て寒さに備えます。それと深夜の登山なので頭にはヘッドライトをつけます。
夜中の12時過ぎに8合目を出発。すごい混雑で山頂への道は大渋滞。なかなか前へ進みません。体力のない私にはちょうど良いペース?
山頂に近づくにつれ、益々空気は薄くなり気圧も下がるので高山病になる人もいるようです。私も途中で何度か頭が痛くなりそうになりましたが、深呼吸をして酸素を多く摂取することと、持参した「食べる酸素」で何とか切り抜けました。後者の効能は定かではありませんがw。
さて、ペースがゆっくりなのは楽で良いのですが、ご来光の時間は待ってくれません。
なんとしても頂上で日の出を見たいので一番苦しい9合目以降は必死です。最後は機械的に足が動いている感じでした。結局ご来光を見たのは、頂上の鳥居の10mほど下の狛犬?の像のある辺り。まぁ誤差範囲ですね。
頂上でスタッフの方が入れてくれた暖かいココアを飲んだりして2時間ほど休憩したあと下山です。帰路は須走りルートを一気に駆け下ります。火山灰でできた砂地をずるずるすべるようにして下ってゆきます。早い人は3時間かからず5合目までたどり着くそうですが、私は途中調子に乗って転んで肘をすりむいたりしたため4時間ほどかかって到着。
ここで飲んだビールは最高に旨かった!
これで、2日間にわたる私の初富士登山は終了です。
スタッフの方のフォローと好天に恵まれたこともあり、体力に自信のない私でもリタイアせずに登頂することができました。一緒に登った「みんなのふじやま」の皆さんありがとうございました。
山頂で見る日の出はとにかく最高です。皆さんも是非チャレンジしてください。私も来年も是非…といいたいところですが、当分登山はいいかなw
2 comments:
こんにちは。日本語のBloggerは初めてだったので、つい拝見してしまいました。富士山、懐かしいです。私も、当時の会社の同僚とパーティ組んで、6年前に徹夜で登頂しました。そこで、今のダンナさまに知り合ったんですが。
音楽関係のお仕事をされているんでしょうか。お住まいは米国ですか?私はCA在住です。
midoriさん コメントありがとうございます。
徹夜登頂とはすごい!
でも、富士山が縁で結ばれたなんて素敵ですね。
音楽はただの趣味で、pianoを弾いています。日本在住です。blogもいろいろ試しましたがbloggreがなぜか私には一番しっくり来ます。日本ではマイナーですけれど。
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